• テキストサイズ

炎の月に架かる虹【ONE PIECE】

第9章 華の居場所


「んっ…は…ぁ……」
「ッ…」


深い口付けを交わす2人。

ちゅ、くちゅ…

嫌でも自分の耳に入ってくる水音に、顔を染めながらラーラは翻弄されていた。
鼻にかかる甘い吐息もラーラの羞恥心を煽った。


「…ふ…ぅ……」
「ラーラ。」


ラーラはそっとベッドの上に寝かされた。
少し切なそうな表情を浮かべて。
その上にサボが覆いかぶさってさらにキスをする。


「サボ…」
「ッ…いい…んだろ?」
「ん…」


ラーラが小さく頷く。
そっと胸に手を置いて、衣服の上から軽く揉んだ。
ビクッとラーラの身体が跳ね上がる。


「んっ…あ、」


唇はラーラのそれからずれて首筋を舐めている。
初めての感覚にラーラはギュッとシーツを握り締めた。
パニックを起こしそうになるのをやっとのことで止めている。


「ラーラ…。」
「…んぁ…」


目を瞑って小さな快感に耐えるラーラが愛おしくてたまらない。
サボはラーラの瞼を舐めた。


「ひっ、ん…」
「全部、俺に任せて…」


そっと衣服の中に手を伸ばしてホックを外した。
体を締めていたものがフッと緩まって慌てて押さえようとした。
その手さえサボに退かされてしまう。


「見せてくれないのか?」
「や…ぁ……」


聞いているのにも関わらず、押さえていた手を完全に退かして衣服を剥ぎ取った。
白い肌と双丘が曝け出される。
そのせいでラーラの顔も紅潮した。
直接触れてみると身体が熱い。


「んっ、サ…ボ……」
「可愛いっ…」


そっと揉み上げるように優しく触れる。
ただそれだけでラーラの身体が肩を躍らせる。


もっと乱れて…
/ 93ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp