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ウェディングプランナー(R18) Hi-Q

第27章 ウェディングプランナー



…ストン、と深く
眠りにおちたからか、
目が覚めた時は
スッキリした気分だった。

時計を見る…3時前。

あ、処理、してねぇよな…

あわてて下半身を見ると、
ソコはクッタリしているものの、
ちゃんとゴムはついていた。
中には、たっぷりの、白。

あぶねぇ…気を付けないと。
下手なことしたら
傷つくのは、彼女だ。

…彼女。
彼女は、今日から俺の"彼女"

いつまでも"あんた"って呼ぶわけにも
いかねぇな。

背中を丸めて横にいる寝顔を見た。

名前…早瀬 アキ、だったよな。
…そんなことすら、今まであまり
気にしたこと、なかったのに。
物事って、動き始めると、
イッキに変わるもんだ。

とりあえずそっとベッドを出て
シャワーを浴びさせてもらう。

ついでに、
持ってきた青い歯ブラシで歯を磨き、
そのまま洗面所の歯ブラシ立てに
立てさせてもらった。
…気付いたら、驚くかな?…

ベッドに戻ると、
まだ、ぐっすり眠ってる。
寝かせといてやりたいけど…
でも。

『おーい、アキちゃん。…アキ』

頬をつつく。
コイツのほっぺた、ホント、気持ちいい。
薄い胸とは大違い…言ったら怒るな(笑)…

薄く目を開いた後、
ハッと起き上がる彼女。

『黒尾さん…
すみません、すっかり眠ってました。』

『いや、
アンタんちだからいいんだけどさ。
シャワー、浴びてきた方がよくね?』

あわててブランケットの中を覗いて、
自分の下半身の事情を把握したみたいだ。

『…そうですね…恥ずかしい。すみません、
ちょっと、向こう向いてて下さい。』

ほら、とバスタオルを渡すと
それで体を隠して一目散にバスルームへ。

バタン、と閉まったドアが、
すぐに開く。

『喉、渇いてますよね?
冷蔵庫、自由に開けて下さい。』

そして再びドアは閉まり、
彼女はバスルームに消える。

彼女の言葉に甘えて冷蔵庫を開け、
炭酸水をもらった。

プシュ。
ペットボトルの蓋をあけると
ビールに負けない気持ちよい音。

ベランダに出ようと部屋を横切るとき
何気なく、本棚が目についた。
前、来たときも思ったんだ。

ズラリと並んだ、結婚式に関する雑誌や本。

…自分は結婚を諦めた、
と言っていた彼女にとって、
毎週、幸せなカップルを見守るのは
どんな気持ちなんだろう?


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