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ウェディングプランナー(R18) Hi-Q

第27章 ウェディングプランナー



思い浮かぶ、黒尾さん。

婚活パーティーの時。
あんなにモテてたのに、
誰のことも
お持ち帰りしなかった。

その夜、
ランコントルで食事したとき。
自分を"ノコリモノ"と言った私に
"自分を大事にしろ"って
"ひとりになるな"って言ってくれた。

1度だけラブホテルに行った時も
"愛のないセックスにして"と言う私を
最後は優しく扱ってくれた。

トーコさんに会った夜、
相当ショックだったはずなのに
私の言うことをきいて、
トーコさんに
きちんと背中を向けてくれた。

今日だって…
今、こうして
私と向かい合ってくれてる。

時間も言葉も気持ちも
たくさんたくさん注ぎ込んで
私の気持ちを大事にしてくれてる。


信じられなかったことなんて
一度もない。

モテ男だってみんな言うけど
黒尾さんがモテるのは当たり前。

だって、

男にも女にも、
トーコさんみたいないい女にも
私みたいな干物女にも
分け隔てなく接してくれるんだから。



いつか、
終わる日が来てもいい。



生きている二人が出逢ったら
どんなに愛し合ったとしても
いつかは必ず…命の…終わりが来る。

いつか必ず終わるなら、

どんな形で終わるにしても
出会えた時に、信じたい。



もう、
傷付きたくないから
恋はしないと決めてたけど

黒尾さんのことは、信じたい。

最後の恋になってもいい。



私みたいなのが
こんなこと言うの
おかしいかもしれないけど。

『黒尾さん、』



真っ直ぐ、見なきゃ。
気持ちを真っ直ぐ、
伝えるために。

『黒尾さんのこと、』



いつも、勇気がなくて。
座るのも、隣。
歩くのも、バラバラ。
でも、今こそきちんと
向かい合って、真っ直ぐに。

『信じます。』



言われたから、じゃない。
私自身の、ホントの気持ち。



『そばにいたい、です。』






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