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恋愛っていいことなの?

第15章 初恋の人はいい人?


優輝side

GPSで追跡していると、車が停まった。

俺は直ぐに美琴たちを見つけようとすると、

要に止められた。

「優輝、待て、黒幕が分かった」

「従兄弟は駒でしかなかった」

「本当の黒幕は理事長の弟だった」

「理事長の弟は、海外のヤバいやつらと

繋がりがあるらしい」

「応援部隊と公安が来てから「そんなの待っ

てられるか」」

優「その間に何か起こったらどうするだよ」

「もういい、俺は様子を見に行くから」

と言って、プライベート用の携帯を持って、

救急車の近くにある倉庫に向かった。

倉庫内に入ると、覆面の男が20人くらいいる

のが見えた。

そして、その中心には美琴たちがいるのが

見えた。

俺はプライベート用の携帯を耳に当てて、

話している内容を聞くと

美「理事長さんの弟さんと、けいくん」

「何でこんなことをするの?」

理事長の弟「なんで、お前が学校を継ぐんだ

よ」

「お前はかなり遠縁の親戚だろ!!」

「どうやってあいつに取り入ったんだ!!」

「あいつは、俺らを信用しないで近づけな

かったのに!!」

とかなり怒っているようだった。

そんな中で美琴は

「貴方は何でそんなにあの学校にこだわるん

ですか?」と訊くと

理事長の弟「そんなの決まってるだろ」

「金だよ、金」

「お前だってそうだろう?」

美「貴方は、本当にそう思ってますか?」

「理事長さんとの繋がりが欲しかったんじゃ

ないですか?」

理事長の弟「違う、金だよ」

「けい、お前もそうだよな?」

「金があれば、研究もできるし、何でも手に

入る」

「違うか?」

啓祐「違うと思う」

「今回、俺がこの事に関わった理由は美琴を

守るためだったから」

美「え、けいくん どういうこと?」

啓祐「叔父さんは理事長を殺して、美琴を

海外に売り飛ばそうとしていたんだ」

「だから、どうにかしてそれを止めようと

協力するふりをした」

「ごめん、守りきれなくて」 と言って、

美琴たちを縛っていたロープを切った。

それを聞いて、理事長の弟さんが拳銃を取り

だして、美琴の従兄弟に向けた。

それを見て、美琴が動こうとしたが、

啓祐「美琴 来るな!」と従兄弟が言い、

涼介が抱きしめて全力で止めた。

俺は出るタイミングを図るしかなかった。
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