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恋愛っていいことなの?

第15章 初恋の人はいい人?


優輝side

美琴たちが救急車に乗って、少し時間が経っ

た時に、仕事用の携帯が鳴った。

出ると、要からで

「お前、何でこっちの電話番号を知ってる

だよ?」

要「それはいいとして、救急車が病院とは

違う方向に向かってる」

優「はぁ? なんだよそれ!!」

「犯人が救急車を運転してるってことか?」

要「それは分からない」

「一応、救急車を追跡してたら進路がおかし

いことに、気が付いた」

俺のプライベート用の携帯が鳴り出して、

通知を見ると涼介からだったので

優「救急車に乗ってる涼介から電話がきて

るから、ちょっと待ってくれ」

俺はすぐに電話を取って、涼介に話しかけ

ようとしたけど、

涼「お前ら、覆面を被って男が5人も救急車

に乗り込んでくるって、どういうことなんだ

よ!」

涼「誰の指示で美琴を狙ってんだ!!」

犯人「うるさいな」

「縛って、おとなしくさせろ」

「このままだと移動もできない」

涼「ふざけんなよ」

「どこに連れてく気だよ」

犯人「誰がそんなの教えると思う」

涼「くそ、美琴に手を出すな!」

と涼介が必死に起こっていることを伝えて

くれた。

俺は、急いで皆や要に携帯の声が聞こえる

ようにした。

すると、さすが警察官。

瞬時に事態に理解し、直ぐに対応を始めた。

要も少し驚いてはいたが、俺に

要「優輝、GPSを着けてるよな?」と訊い

た。だから、

「ちゃんとつけてるから、位置情報を至急

俺に教えてくれ!」と訴えると、携帯に位置

情報が表示された。

俺は車に駆け込んで、車を動かそうとすると

元カノが乗り込んできた。

「単独行動はダメだって、言われている

でしょ!」

と怒られたが、それどころではない。

優「要、犯人が向かいそうな場所の検討は

ついてるか?」

要「今、探ってる所だ」

「今、言えるのは従兄弟がお金を 借りてる

ヤクザのしまがこの辺だから、所有してる

場所を片っ端に洗い出してる」

優「それじゃあ、間に合わないじゃないか」

要「だから、GPSで向かうしか方法がないん

だよ」

優「悪い、お前も同じ気持ちだよな」

要「・・・絶対に助けるぞ」

優「そうだな!!」

俺たちが話してるうちに、GPSが止まった。
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