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きょうはとくべつ。
第1章 *Ⅰ*
私は彼女なのに、毎回ちびと呼ばれる。
そう呼ばれるのはキライだった。
でもアイツはそれを知ってて、私をちびと呼ぶ。
私の背が低いし、向こうの背は男の中じゃでかいから、仕方ないけど…
だけど…
背が低い事を馬鹿にされるからキライな訳じゃない。
だって、アイツは、ちびって言う代わりに
名前で呼んでくれないし…
それに……
ちゅーも私からは出来ないし…―
.
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