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きょうはとくべつ。
第3章 *Ⅲ*
…
ウザい…
私のモノにベタベタ触って…
鼻にかかった甘ったるい声で女豹みたいな鋭い目で誘う。
…さすがに私は限界だ。
制服の裾をクイッと引っ張った。
「え?何、どうし…―」
振り返った奴のネクタイを引っ張って、
自分の目線の高さまで無理やりしゃがませて、軽く触れてるだけのキスをしてやった。
軽い代わりに、息も出来ないくらいに長い長いキス。
周りの奴は何か騒いでる。
だけど、私には何も聞こえなかった。
.
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