第1章 帰り道
―あとがき―
『ねえねえ、音楽聴いてるんじゃないならなんでいつもヘッドホンしてたの?』
ふと疑問に思ったことを聞いてみると、蛍は少し困ったような顔で目を逸らして
「…秘密」とだけ言った。
そこからはどんなに聞いても教えてもらえず私は疑問がずっと残ってしまった。
―蛍side―
帰っているといきなり彼女に確信をつかれてしまった、
「ねえねえ、音楽聴いてるんじゃないならなんでいつもヘッドホンしてたの?」
いきなり聞かれて戸惑ってしまい不自然にはぐらかしてしまった、
(君が隣で笑うと耳赤くなるからとかダサスギ)
照れると耳が赤くなってしまうのをヘッドホンで隠している蛍くんのお話。
―END―