My important place【D.Gray-man】
第45章 10/31Halloween(番外編)
「…っ」
喉は潤い満たされていくのに、反して下半身の欲望はズクリと熱を持つ。
そんな神田に対し、今度は首元にはっきりとした痛みを感じた雪も同じだった。
「…ッ…ぁ、ぅ…」
弱々しいながらも、零れる声は嬌声に似たもの。
熱く硬く主張してくる神田の欲に、くらりと頭が回る。
吸血されて起こった貧血かもしれないと一瞬思ったが、どうやら違うらしい。
「っは…あ…ッ」
くらりくらりと頭が回り、堪らずシーツに顔を押し付ける。
強く血を吸われる度に、ぴりぴりと噛み付かれた部位から広がる微かな痛み。
そこから連動して生まれる、体の内側から震えるような感覚。
血を失い寒気を感じているのだろうか。
しかし逆に体内から湧き上がるのは、溢れる程の熱。
その感覚は身に覚えがある。
正にこの時、神田と肌を合わせている時に生まれ出るもの。
「(血を吸われて…感じる、なんて…)っ変態、ぽい…」
「…………あ?」
痛みが快楽に変わるなど。
シーツに顔を伏せたまま思わず嘆く雪に、投げ掛けられた言葉だと勘違いしたのだろう。
やっと噛み付いていた鋭い牙を離すと、神田はむすりと眉を寄せた。
「その変態相手に感じてんのは何処の誰だよ」
「んぁッ違ッそこ突いちゃ…ッ」
「吸い付いてきてんのは雪の方だろ…ッ嫌なら締め付けんな」
「そ、な…っ無理…っひゃうッ」
「じゃあ諦め、ろっ」
シーツに力なく伏せる雪の、唯一上がっている腰に向かって、深く強く腰を打ち付ける。
神田の体とベッドに挟まれ、逃げ場のない花の蜜の奥まで白く染めるように。
深く深く、硬い熱で犯し進む。
汗ばむ肌。
白く淫らな体に映えるは、滴るような甘美な赤。
一滴残らず飲み干したくて、滲む肌に舌を這わせて口に含めば、確かな嬌声が雪の口から上がった。
「ユ…ッぁッあ…!」
「くっ…ッ」
言葉にならずともわかる、絶頂へと押し上げられる快楽の高み。
シーツに鋭い爪を突き立て仰け反る雪を押さえるように、項に牙を食い込ませる。
びくりと更に大きな震えを見せて、強まる蜜部の収縮。
堪らず神田が白濁とした欲を解き放てば、雪の頭は蜜部同様真っ白に染まった。