第10章 トト子ちゃん登場!
トト子side
はぁっ…!まさかお店の番しててアイさんに会えるなんて…!相変わらずあの六つ子と血が繋がってるなんて思えないわ!
でもあの六つ子トト子に黙ってるなんて何様のつもりなのかしら…今度あったらただじゃおかないわ…
アイさんはあの六つ子の2つ上のお兄さん小さい頃からイタズラばかりする兄弟をまとめあげる事が出来る数少ない人…
私がアイさんに惹かれていったのは高校のまだ上がりたてだったわ…昔から六つ子達のそばにいたトト子は直ぐに苛めにあった…まぁそれぐらいじゃトト子何も傷つかないんだけどね☆
でもあれはトト子一人では無理だったわ…
トト子の可愛さに嫉妬する子は五万と居いるその日の子もトト子に顔で叶わないからって実力行使できたの…男をお金で雇ってね…最低よねあんなやり方…もう少しでトト子襲われちゃうとこだったのよ?
そこで助けてくれたのがトト子の王子様アイさんだったの!その時のアイさんときたら輝いていたわ!まさに王子様よ!!
ト)なぁに?こんなとこに呼び出してトト子は、暇じゃないのよ
女)ふん!そんなに威張れるのも今のうちよ!…この子の事おねがーい!
そしてがらがらと開いた扉の先には気持ちが悪い顔をした体の大きな男が立っていたの
男)グフフ…金貰ってこんな上玉抱けるなら何でもするぜ…!
女)ふふふ…!こいつずっと威張り倒して腹立つのよ…躾てあげて?…もう、男のソレに依存する様に…
ト)はぁ!?ふざけないでよ!こんなやつとトト子がヤるわけないでしょ!ふざけないで!!
女)拒否権があるとでも?
ト)あるに決まってるでしょ!バカなんじゃないの!
女)なっ!…ヤっちゃって!
男)ああ…グフフ!
その男はあろうことかトト子に乗り掛かってきたの!…今でも考えたら気持ちが悪いわ…
それでトト子の服をビリって破ったの…
ト)何すんのよ!
男)ナニを…するんだよトト子ちゃぁん…!
ト)いっ…イヤァァァァァア!
その時だったわ!
やめてくれないかい?
ト)!!
女)なっ!…松野…先輩?
『やめてくれない?その子俺の幼なじみなんだ?…ヒドイことしないでよ…』