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六つ子にお兄ちゃん!?

第10章 トト子ちゃん登場!


ガラガラガラ…と扉を開けると、1226!…1227!…1228!と十四松の声とブン!ブン!と何かを勢いよく振る音が聞こえてくる…玄関を出て数歩歩き左側を見るとそこには背中に14の数字が書かれたユニフォームを見にまとっている十四松がいた…

十)1229!…1230!…1231!
『おーい十四松!飯出来たぞ!』
十)おっ?あっ!アイ兄さん!オハヨーゴザイマース!
『おう!おはよう早く飯食おうぜ?』
十)ウィッス!分かりやした!
そう言うと十四松はバットを左肩にのっけて右手を俺に突き出してきた

十)アイ兄さん手!
『ん?ああほら』
俺は差し出してきた十四松の手を握ると十四松は、えへへ!と照れ笑いをする…可愛い…

ガラガラガラと再度玄関の扉を開けると居間からチョロ松がお帰りなさい、みんな待ってるよと、声をかけられる

『十四松手、洗いにいこうな?』
十)はい!分かりやした!
そう言うと十四松は俺の手をグイグイと引っ張っていく…あっ俺もか…


ジャーー…と水の、流れる音が洗面所に響く
『うしっ!十四松の手綺麗になったな!』
十)アイ兄さんもね!
イエーイ!との掛け声とパチン!と言う音が木霊する

『早く居間に行こうぜ?』
十)ハーーーイ!



『お待たせー』
十)お待たせー!!!!
チ)遅いよ…てかカラ松引っ付けぱなしでいったんだ…
『あっやっと突っ込んでくれた』
チ)いや…触れない方がいいのかなって…
一)…
ジトリ…と言わんばかりの視線が一松から注がれる…ゆらり…と立ち上がりのそのそと近づいてきた…そして
ガツン!

カ)ひぎぁ!!
『おおぃ!?一松やめなさい!』
何と一松がカラ松の頭に拳を落とした…

カ)なっ…なんだ…?
『おはよう、カラ松…頭大丈夫か?』
カ)何故か頭に激痛が…っ…何が起きたんだ?
『あー…ええっとなぁ…』
俺がチラリ…と一松の、方を見るとなんかどんよりとした空気を醸し出している…それとともに怯え出すカラ松…やめなさい一松…その後ろの黒いのしまえ!
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