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六つ子にお兄ちゃん!?

第10章 トト子ちゃん登場!


『おーいチョロ松?』
俺が声をかけるとハッ!とした顔をしこちらに勢いよく振り向くと…

チ)僕も好きだよアイ兄さん!!
『おわっ!』
俺は激情化しているチョロ松に飛び付かれ頭から後ろに倒れた

ゴチン!と鈍い音がした…それは頭からもしたが同時に歯からも同じような音が響いた…

『ンンッ!…チョっチョロ松…いてーよ…』
チ)ごっ…ごめん…
チョロ松自身も歯と歯があたる鈍い痛みにより漸く落ち着いてきたようだ…

『チョロ松…お前な…』
チ)ああっ!?アイ兄さん血が…!
『んぁ?』
俺は口に手を当て擦ると少量の血が付いておりきっとチョロ松とのキスの時に切れたんだろう…これぐらいの血何ともないのにチョロ松はあわあわと困った顔を浮かべる…

『大丈夫だってこんなぐらいの血』
チ)でっでも…痛かったでしょ?
『少しな?これぐらい問題ねーよ』
チ)でっ…でも…
チョロ松がそんな風にグズグズしていると横からチッ…と舌打ちの音がした、その先に視線を向けると半目の一松が此方を見上げていた…

一)アイ兄さん大丈夫だっていってんじゃん…チョロ松兄さん女かよ…
チ)なっ!…アイ兄さん血出てんだぞ…!
一)それだって大体チョロ松兄さんのせいじゃん…
チ)そっ…それは…
『おいおいやめろって…おいおそ松…お前は何でニヤニヤしてんだよ…』
お)べっつにぃー?
『なら止めろよな…ほらほらお前ら降りるぞ…チョロ松が飯作ってくれてんだから』
俺がそういい立ち上がると俺も!とおそ松が起き上がる、チョロ松と一松も少し空気が悪いものの立ち上がり俺の後に着いてきた…なんか鳥になった気分…

下に降りると遅いよ!とトド松が声をあげる、悪い、とだけいい周りを見回す…しかしそこには上には居なかった十四松の姿がない…あっ!因みに言うとカラ松は俺の服を離さないので抱えています!

『トド松、十四松は?』
ト)居なかったよ?台所とかお風呂場とかみて見たけど…多分外で素振りしてるんじゃないかな?
『素振り…成る程チョロ松ー俺少し外見てくるな?』
チ)わかった
おれはチョロ松に一言だけいいその場を後にした…

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