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六つ子にお兄ちゃん!?

第1章 帰ってきたお兄ちゃん!


『ふぅ…暖かかった…』
俺と十四松はホクホクとした気持ちで風呂からあがり居間に入ると何故だかウルウルとした目で此方を見ていた…

『ど…どうした?』
お)アイ兄さん…いままで何処で何してたの…!俺たちすんごく寂しかったんだぜ…!
カ)そうだよ!いつの間にかいなくなったと思ったら…急に帰ってきて…十四松とずっと一緒だし…僕だって一緒に!ヒグッ!
一)…こんなクズとはいたくないだろうけどさ…贔屓って酷くない…?
ト)そうだよアイ兄さん!…僕だって可愛い弟でしょ…?
『そ…そんな一斉に喋らなくても…あー…おそ松ごめんな?寂しい思いさせて…』
お)あとでいっぱい!話聞かせてよ!
『わかった…カラ松お前は胸ぐら捕まれてんけど大丈夫か?…後でいっぱいかまってやるからな?』
カ)ほっ…本当!?やっ!ヒグッ!
一)…
『一松…お兄ちゃんの胸ぐら掴まないの…別に贔屓はしてないぜ?一番最初に合ったのが十四松だったの…てか悲観的なのやめなさい…一松も俺の大事な弟なんだから…
一)ボソッ…俺のことそんな風に思ってるのはアイ兄さんぐらいだよ…
『ん?何か一松?』
一)なんでも…
『そう?ならいいけど…トド松も俺の可愛い弟だぜ?一番末っ子だしな…他のお兄ちゃんカッコいい感じで十四松とトド松は可愛い感じだもんな…』
ト)えへへ…アイ兄さんカッコいいもんね!
『俺限定になってんぞ…なんでか俺だけ名前の感じも違うし…顔も一卵性じゃねーしな…俺だけハブられた感じ…』
チ)いや…そんなことないよ…いててて…
『チョロ松…!大丈夫か?』
チ)心配してくれてありがと…むしろこんなに顔が一緒なのが変なん…だから大丈夫…だよ…
『…相当くらくらしてる感じだけど…ほらまだ寝とけって…兄ちゃんの膝に座って寝るかー?…ってあれ?なんで一松がすわんの?俺チョロ松にいったんたが…』
一)…兄さんは俺がいたら迷惑なんだ…そうなんだ…
『いや…それは全くもってないんだが…』
一)なら…いいよね…ね?チョロ松兄さん…?
チ)えっ!?…べっ…別にいいけど…
カ)ふっ…甘えたがりの弟だなっ!?ヒイッ!
一)…
『なんでそんなに攻撃的なの!?』
十)カラ松兄さんに弄られた時の一松兄さんは怖いよー!
『…カラ松可愛そう…
なんとも泣けそうなアイでした…
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