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六つ子にお兄ちゃん!?

第8章 朝ごはんと釣りと帰宅


チ)おっお帰りなさいアイ兄さん…
『チョロ松ぅ…俺が何回呼んでも無視たぁ…』
チ)ワァァア!?ごめんなさい!
『俺よりその曲好きなの?ん?』
ええっと…その…あの…と言葉を渋るチョロ松すぅ…と視野が狭くなる…チョロ松はヒイッ!と怯えた声を出した…ああやばい…瞳孔開いてるかな…俺なに曲なんかに嫉妬してんだろ…
俺は両方の頬をバチン!と勢いよく叩く…チョロ松はポカーンとしていた

『あ゛ー…ゴメンチョロ松…少し頭に血が昇ってた…そうだよな…チョロ松だって好きな時間過ごしたいもんな…うぅ…あー…ゴメン嫉妬した…』
チ)えっ…あ…いや…//
カ)アイ兄さん!顔真っ赤になってる!冷やすぞ!
『え…いやこれぐらい大丈夫だ…っ!』
カ)バカか!アイ兄さん加減っての知らないから!十四松!氷持ってきてくれ!
十)わかったぁぁぁあ!
バタバタと走っていく十四松…直ぐに勢いよく帰ってきた十四松の手にはいっぱいの氷…素手で持ってきたか…

お)だと思った…ほら十四松この袋入れてー
十)ヘイヘイ!
お)縛ったら…タオルで巻く!
十)ホイホイ!
お)それで持ってけ!
十)ィヨッショョョオ!!
ト)えっ!いった!ちょっと十四松兄さん!痛い!氷嚢ぶつけないで!
十)ゴメーン!
カ)たっく…ほらアイ兄さん…?
『あ…ありがとう』
俺は頬に氷嚢を当てる…つめて!そう思ってるとトド松がちょっと!チョロ松兄さん!?と叫ぶ…えっ?と思って後ろを振り向くとチョロ松が持っていたCDを振りかざしていた…えっ!?どうしたチョロ松!
耳を澄ますと何やらブツブツ言っている…

チ)アイ兄さんが…嫉妬…僕に…にゃーちゃんはもう…アイ兄さんは…
『チョロ松?…おーい』
チ)ん?なにアイ兄さん?大丈夫だよ?もう…ふふ…
『あ…こりゃ聞こえてねぇな…』
俺はフフフフフ…と笑い続けるチョロ松に持っていたCDとヘッドホンを取り上げるするとあっ!ダメだよ!それは僕とアイ兄さんに邪魔になるんだよ!?と言い出した…邪魔?

お)うわぁぁあ…怖い怖い…邪魔とか言ってるよ…
ト)いったいねー…自分とアイ兄さん二人の世界でもあると思ってんのかなー…
確かにチョロ松は昔から話を深読みする傾向がある…
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