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六つ子にお兄ちゃん!?

第7章 戻った日常と可笑しな始まり


チ)お待たせ様!
十)あっ!チョロ松兄さ…アーーーー!?
チ)なっ何!?
十)なになになになに!?その首!!いっぱい赤くなってるよ!?
チ)え゛…///
ト)えっ!?まさかキスマーク!?
『ほらぁ…チョロ松が見える所とかゆうからー』
チ)べっ別にそんな意味じゃ…!
一)別にいいけどさ…チョロ松兄さん早くおりたら…?
チ)えっ…?あっわかった…
『チョロ松…』
チ)わかってるよ
『首のことだぞ?』
チ)あ゛…そっそうだね///ばっ絆創膏絆創膏…
バタバタバタバタ…

一)…部屋行くよ…
『あっ…早い早い!』

一松side

俺が先に行くとアイ兄さんも続いて入ってくる…バタンと閉まる扉が俺とアイ兄さんの二人きりの空間をあらためて感じさせてくれた …

『一松…?』
…あーどうしよう…振り向けない…きっと俺は今歪んだ顔してる…

『一松?』
アイ兄さんが呼んでる…早く顔戻さないと…俺はきっとひきつっているだろう顔をアイ兄さんに向けたするとアイ兄さんはキョトン…?とした顔で此方を向きくくっ…と笑った…なんだよ…

『いっ、一松…っ…スッゲー顔…、ひきつって…っ!
一)…すみませんねぇ…こんなクズ顔見せまして…
『くくっ…っ…はぁ…笑った笑った…いつもはみねぇ一松の部分みたな』
今だカラカラと笑うアイ兄さん…くそっ…俺はぐいっとアイ兄さんの胸ぐらを掴み引っ張る…残念ながらそうしなければ兄さんの口元に口が届かないのだ…

『ンンッ!…一松なに怒ってんの…』
一)別に…怒ってなんかないけど…
『いいや顔がムスッとしてる…若干だけどな?』
一)…よくわかるね…
『まぁ兄ですから?』
ドヤァ…と目に見てわかるほどのどや顔…微笑ましく思うアイ兄さんの癖だ…昔からアイ兄さんは一度も俺達を間違えたことがない…その度…よくわかるよね一緒の顔なのに…よく言われた…でも俺は…俺たちは全員違う…母さんでも間違えるのにアイ兄さんは俺達を間違えない…六つ子ではなく個々で見てくれる…どうもアイ兄さんは俺達をみ分けれるのが自慢のように…でも当然のようにしていた…昔からそれが嬉しくて堪らなかった…
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