• テキストサイズ

六つ子にお兄ちゃん!?

第12章 父と母の不在


一松と別れたあと、俺は二階の自室に向かった

『ねむたー…』
ト)あっ!アイ兄さん!もぅ…遅いよ!
『ん?…なんでトド松ここにいんの?』
ト)エヘヘッ!一緒に寝たくなっちゃった!それに次は僕の番だからね!
フフっ!といいながらニコニコと笑っているトド松…

『番っていってもなー…もう俺眠いし…』
ト)うん!寝てくれても大丈夫だよ?
『え?…いいのか?』
ト)だってする事シちゃったら直ぐにアイ兄さんと離れなきゃなんないでしょ?アイ兄さんが寝たら僕も一緒に寝る…そしたらいっぱい一緒にいられるでしょ?
『…』
なにその理由…可愛すぎか!

『勿論いいぞ!』
ト)わーい!アイ兄さん!だーいすき!
『俺も…大好きだぞ!』
俺はトド松の頭を撫でると、トド松はエヘヘッ!っと言いながら抱きついてきたので抱きしめ返してやった。

『なら俺のベッドにいくかー』
ト)うん!
『ならお姫様をベッドまでお連れしなきゃなー』
ト)えっ…キャッ!
『キャッ!って…女子か…』
ト)だって急にアイ兄さんがお姫様抱っこするからー…僕驚いちゃった…もぅ!
『ふふっ…悪い悪い』
ト)別にいいけどさー、その代わり…腕枕して!
『いいぞ、お姫様の仰せのままに…』
俺はトド松をベッドに座らせ、俺もベッドに腰かける、奥側にトド松を寝かせ俺もよこになる。

『ほら…どうぞ?』
ト)エヘヘッ!…お邪魔しまーす!
キャー!とか言っているトド松の頭を撫でてやると此方に抱きついてくる、俺も背中に手を回して足を絡ませる。

ト)わぁ!…エヘヘ…僕今アイ兄さんの彼女だね!
『そうだな…俺が彼氏だな…』
ト)あっ!アイ兄さんうとうとしてる!
『悪い…寝る…』
ト)おやすみなさいアイ兄さん…
俺は意識が無くなる前に、トド松の額にキスをし、真っ赤な顔のトド松に浅く笑いかけ意識を落とした…
/ 119ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp