• テキストサイズ

恋愛物語超短編集

第8章 嫌い【R18】




自意識過剰とかじゃないけど、

最近、見られてる気がする。



誰からって、明らかに





河田から。



気になって私もそっちを見ると、私のことを頬杖をつきながらぼーっと見ている。

目が合うとお互い反らすが、なんだこの“淡い恋”みたいな展開は。

(なんなの…?)









そしてある日、河田に話しかけられた。

河「大城ってさ、いつも一人でいるけど、たまに誰かと話してるとき本当に楽しそうな顔するよな、実は寂しいんじゃないの?」

は?

なんで私のことあなたに語られなきゃならないの?

でもなぜだか

涙が出そうだった。


「余計なお世話だよ。」

河「本当はもっと仲良くなりたいって思ってんじゃねえの?」

「あんたには関係ないでしょ……放っておいてよ。」

河「関係あるよ。」


「は?」




河「だって俺、大城のこと好きだから。」




/ 81ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp