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銀の風

第19章 再開とコインゲーム


「ゼブロさん、シークアントさん、長い間
 ありがとうございました!!」


特訓開始からあっちゃー間に1ヶ月!
早いね!

結論から言うと、4人とも試しの門はクリア!

ゴンにいたっては10日で骨折完治させたよ。
スゴくね!?


「道なりに山を目指しなさい。屋敷は間違い
 なく山のどこかに建ってるはずです」

…ん?建ってるはず?


「20年勤めてて実は山まで行ったことが
 ないんだよ。役に立てなくてすまないね」

「いやいやそんな」

「とんでもない」


あ、ゼブロさんもまだ見たことないんだ。
…神経質過ぎね?

とりあえず、オレ達は1ヶ月過ごした
ゼブロさん家を出発した。












「ゴンマジでくっついたのか?その腕」

「うん!もうバッチリだよ!」

「まさかその腕で試しの門開けるとはなぁ…」

「フーガもお腹の傷治ったんでしょ?
 それにフーガの門の開け方面白かったし!!」

「そういやフーガ、腹の傷本当にもう
 大丈夫か?」

「お父さん過保護」

「誰がお父さんだゴラァ!!」

「レオリオ煩い。森とはいえ私有地なのだぞ?」


あーあ、ここにキルアもいたらなぁ~…



暫く歩くと何か人影……あ、人だ。
エビフリャーな髪型の女の子が立ってた。


…そーいえば最近食べてないな。



「出て行きなさい」

女の子は表情ひとつ変えずにいい放つ。


「あなた達がいる場所は私有地よ。断りなく
 立ち入ることはまかり通らないの。
 ここを一歩でも越えたら実力で排除します」


…実力?どーすんだろ…

するとゴンがなにも言わずに女の子の立ってる
方に歩きだした。




 バキッ


「ゴン!!」

実力って…暴力じゃねぇか!!



「フーガ!クラピカ!レオリオ!」

「!?」

「手を出しちゃダメだよ。オレに任せて」


そしてまた立ち上がり、歩きだした。


…だめだ。言っても退かない目してる。
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