第29章 不思議な系統
出でよ!タイムマシ((殴ッ ぐはっ
はい4週間後でっす☆←
もうね、ただがむしゃらに"発"と基礎練習
したただけなんだけどね。
…ゴンが7月10日にヒソカと戦うってさ。
うん、頑張れ(真顔
ちなみに今日は7月9日。
ウイングさんに修行の成果を見せに来た。
で、トップバッターはゴン。
…ことごとく1番になんな。
ザーッ
「おおー!」
「ちょ、グラス割れてるって」
噴水…とまではいかねーけど、これウイングさん
以上じゃね?
グラスにヒビ入ってるよ。
「よろしい。次、キルア君」
…………。
「…よし、いいぜ」
「……!」
「あまっ!何これ!?」
「すっごく甘い!ハチミツみたいだよ!」
「うん、いいでしょう。次、フーガ君」
「ほーい」
ユラ…ユラユラ
「何か舟みたいに動いてるね」
「こ、こんな動き方するんすね!」
「へぇ~…で、変化系の方は?」
「ん、ちゃんと甘いよ!」
「ほんとっす!キルアさんと同じくらい
甘いっす!」
「チッ…マジか」
「何故に舌打ち!?」
「よろしい。最後にズシ」
「押忍!」
ユラ…ユラ…
「くっ…」
ズシがやったら、葉っぱが半回転くらいして
止まった。
でギブアップ。
「たいした上達です。ですが、まだまだ修行が
必要ですね」
「お、押忍…」
「さて、本当にたいしたものですね。
3人とも今日で卒業です」
「え?」
「「卒業??」」
「はい。そして大事な話が1つ」
「ゴン=フリークス君。フーガ=リオグール君。
裏ハンター試験合格です!おめでとう!!」
「へ/え?」
裏ハンター試験?って何ぞ??
「念の取得はハンターになるための最低条件。
しかし悪用されれば恐ろしい破壊力となる
この能力を公に試験として条件化するのは
危険です。
それゆえ、表の試験に合格した者だけを試す
のです」
「…んじゃあ最初っから教える気だった、
っつーこと?」
「ええ。あなた方が"やる"と言ってくれれば」
…何か、うまくしてやられた気がしなくもない。