第27章 自己中と気違い
「あ"あ"あ"~気持ち悪ぃ~…」
「うるせーよフーガ」
はぁ~…やっと終わった…。
あのあと試合はヒソカがカストロのダブルの
弱点を見つけて勝った。
メモリがなんたらって聞こえたけど…
……やめた。思い出したら余計気持ち悪く
なってきた(バカ
「…そーいやさ、フーガ。もしお前があの
カストロ治すとしたらどんくらい治せる?」
「んー?…あー、多分全部治せる」
「はぁ!?全部!?」
「うん。骨折と病気以外なら殆んど治せるかな。
あ、でも死者はムリ」
「マジか。病院代いらねーじゃん」
「キルアには効きずらいかも」
「ちょっ、何でだよ!?」
「え、嘘」
「くたばれ」
いやいや、キルア冗談通じなさすぎだろ。
まぁ、キルアが話変えてくれてよかった~。
「…なぁキルア、何か飲みもん買って」
「いや自分で買えよ」
「こないだチョコロボ君買ってやった
じゃんか」
…正しくはヒソカが買ってきたんだけど
そこんとこは黙っとく。
「自販機ならさっきの階段んとこにあった
だろ?待っててやるから行ってこいよ」
「だからキルアがなんか買ってk「はい♥」あ、
ありがとうござ…………」
何でだろう。振り返っちゃいけない気がする。
目の前にペットボトルあるけど振り返ったら
キルアと一緒に行けない気がする。
「……キルア、先に言っとく。たすけて」
「え?」
「あと、せーので一緒に振り替えってくれ。
頼むから(小声」
「は?自分で見ろよ!(小声」
「頼むから!またチョコロボ君買ってやるから!
な?(小声」
「………わーったよ(小声」
「んじゃいくぞ?…せーの」
パッ
「やぁ♠」
「ヒソカ…!…ってお前腕はどーしたんだ?」
「え?くっついてんの?」