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銀の風

第27章 自己中と気違い


「でもいいのかな。ウイングさんとの
 約束が…」

「あ!?大丈夫に決まってんだろ。ただ試合を
 見るだけなんだからさ」

「ダメです」

「うに"ゃっ!?」


ウイングさん!?え、いつの間に!?


《ウ、ウイングさん!?…フーガ、うにゃって…》

《いつ来たんだよ!?てかフーガの今の何だ?》



…ウイングさん今度からそれやめてください。

オレ今めっちゃ変な声で叫んだから。

ゴンとキルアの視線が痛いから。


「試合観戦も念を調べる行為に相当します。
 ゴン君はあと1ヶ月、治療のみに専念しなさい」

「うん。わかった」


どーやら試合観戦はだめだってこと言いに来た
だけみたいで、そのまま帰っていった。

…ストーカーかよ。


「しゃーねーな。試合は録画しとくとして…」

「…ん?何?」


なんか、嫌な予感するぞ?


  ガシッ

「フーガ、お前も来い」

「デスヨネー」


くっそ、もうちょっと早く逃げとけばよかった。

もうガッツリフード掴まれてるから
どーしよーもないけど。


「キルアー。オレ部屋帰りたいよー」

「ふざけんな!何しろ1枚15万もした
 んだからな。これ1枚でチョコロボ君1000コ
 買えるんだぞ、ちくしょー!!」


そんなに欲しいもんかね、チョコロボ君。

まぁ美味しかったけどサ。


《億万長者のくせに》

ゴン、それもっと言ってやってくれー。

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