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銀の風

第26章 息抜きってこんなに危なかったっけ?


「…ん」


ん?見覚えのない天井…じゃないな。オレの部屋?

体を起こしたらご丁寧にベッドの上だった。

んで、サイドテーブルのには何故かチョコロボ君
3つ。ジョーカーのトランプ付きで。



…何でヒソカのヤツ、オレが買おうと思ってたもの
わかったんだろ。

どーせ訊いたら"奇術師に不可能はないの"とか
言うんだろーなぁ…。  …うぜぇ!

思い出したらめっちゃうぜぇ!!



つーか、今何時……え?4時!?
あれ?出てきたのがお昼頃だったから…








…………………やっべェェェェエエエ!!!


完璧寝過ごしてんじゃん!!絶対キルアが
キレてるパターンだこれ!


とりあえずチョコロボ君3つ、ちゃんと持って
ゴンの部屋に爆ダッシュ(笑)





  ガチャッ

「ゴン!!キルあがっ!」



…説明しよう!爆ダッシュしてきたオレは、
そのままゴンの部屋に転がり込んだ!

そうしたら見事にキルアの跳び膝が決まった!

しかも顔面クリーンヒット!!


ちょ、殺す気かキルアァァァアア!!


「いだぁぁ…!てめ、顔にやるか!?」

「おっせーんだよフーガ!今までどこ
 行ってたんだよ!?」

「おかえりーフーガ…って鼻血!フーガ
 鼻血出てるよ!」


うがぁぁあ…!これめっちゃ痛い!

もうこれ鼻の骨折れたんじゃね?



「ったく、心配かけさせやがって。ちゃんと
 説明してもらうからな」

「その前に鼻血どーにかさせてくれ。あ、
 チョコロボ君ならちゃんとあるから」

「マジ!?それ早く言えよ!」


…。

《扱いやすい…》

あ、ゴンそれオレも思った。











「へぇ~…」

「あいつ何なんだよ」

「な!?もう通報レベルだろ!?」

「ま、まぁフーガも無事に帰って来たんだし
 さ、よかったんじゃない?」

「うーん…」

「とりあえず、お前もゴンと一緒にあいつ
 殴れる位になっとけば?」

「ムチャ振りだな!!」

「ね、フーガも一緒に"点"の修行しようよ!
 ウイングさんが"燃"の修行ならいいって
 言ってくれたんだ」

「…やる」



なんか、うまくまとめられた気がしなくも
ない。

…なんでだろ。


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