第25章 やられても懲りないのがゴン
「ぬけがけみたいでヤだからさ。ゴンが約束
守れたら一緒に始めるよ」
「ま、ゴンなら十中八九、てか絶対守る
たろうし。それまで基礎でも固めとくよ」
基礎は大事だもんな!うん!
ウイングさんも"納得"したような"顔"を
浮かべていた。
「キルア君!フーガ君!ゴン君に燃える方の
"燃"の修行なら認めると言ってください!
"点"を毎日行うように、と」
そこでウイングさんと別れて、部屋に戻る
ことに。
「あ」
「ん?どーした?」
「オレちょっとコンビニ行ってくる」
大分前にさ、チョコ食べたい~って言ってた時期
あったじゃん?
今の今まで忘れてたけど。
「おお。ついでにチョコロボ君も買ってこい」
「え、自分で行けよ」
「めんどくせーし。つーか、今コンビニ行く
フーガの方が早いだろ」
「…わーったよ」
何か…オレめっちゃキルアにパシられてね?
よし、後で今まで殴られた分も含めて
跳び膝入れとこう。
やり返しの決心をしたオレが、コンビニ
行かなきゃよかったって思うのは、
あと20分後ぐらい。