• テキストサイズ

銀の風

第25章 やられても懲りないのがゴン


「200階クラスへようこそ。こちらに登録の
 署名をお願いします。早速参戦の申し込み
 もなさいますか?」

「「え?」」

「早速いけちゃうもんなの?」

「はい。このクラスは申告戦闘制といいまして
 90日の戦闘準備期間内であれば戦いたい日に
 戦っていただけるシステムなのです」


…んーと、軽く説明まとめると、その準備期間の
うちに、いつでもいいから少なくとも1戦する。

戦わなかったら即失格。

んで、このクラスをクリアするには10勝必要
だけど、その前に4敗しても失格、と。


「晴れて10勝いたしますと、フロアマスターに
 挑戦することができます!!」

「フロアマスター?」


あ、またこのおねえさん熱く語り
出しちゃった…。

要は各フロアにいる一番強いヤツ。


「そんだけ?」

「もちろん違いますとも!フロアマスターに
 なればなんと!!2年に1度最上階で開かれる
 格闘技の祭典!バトルオリンピアに出場する
 権利を得られるのです!!」

「「「…」」」

《うっ…無反応!?》


んー…オレ達強くなるためにここに来てるだけ
だから、あんましそーゆーのに興味ないん
だよなー。

…おねえさん、どうしてそんなに焦るんだい。


「そんなことよりさ、最上階には他に何か
 ないの?」

「そんなこと!?」


あー、ズシが最上階目指す理由か。

ふーん、優勝すればいろいろ貰えるんだ。
高さ約1000mのペントハウスとか。

…イラネ(笑)


「あれ、キルアん家ってもっと高くなかった?」

「ああ。どーする?オレ最上階の秘密わかった
 からもーいーや」

「オレもとりあえずヒソカと戦えればそれで
 いい」

「オレは別にいつでもいいぜ?ゴン達について
 行くからさ」


その間にオレもガンガン強くなってやる!

…あ、おねえさん倒れた。
/ 155ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp