第24章 "燃"じゃなくて"念"
30分後、オレ達は200階にいた。
…絶対受け付けまで行ってやる。←
さっきのとこに戻ったら、気付いたヒソカ
が殺気飛ばしてきた。
…お?さっきより苦しくねーぞ?
キモいのは変わりねぇけど。
「200階クラスへようこそ♥洗礼は受けずに
済みそうだね♠」
あれ?そういやコイツオレ達が来るまで
2時間位待ってたのか?…うわぁ…
「キミ達が天空闘技場に来た理由は想像できる♦
ここで鍛えてからボクと戦うつもりだった
んだろ?」
「まさかそっちから現れるとは思わなかったよ。
探す手間が省けた」
「クックック…♥」
……ちょっと待て。いま"キミ達"っつった??
「キミはどうするんだい?フーガ♣」
「え、辞退させて(即答)」
「♦」
だって死亡フラグしか立たねぇし。
あと無事に終われる気がしない。
絶対どっか骨折すると思う。
「まあ、"纏"を覚えたくらいでいい気になる
なよ♠念は奥が深い♦」
ん?何かヒソカの指の間にオーラが集まってる。
…どーなってんだ?
「はっきり言って、今のキミ達と戦う気は全く
ない♣…だが、このクラスで1度でも勝つ
ことが出来たら、相手になろう♥」
だからオレは戦わねーっつーの…。
マジで死ぬ気するし。
そのままヒソカはどっか行っちゃった。
…廊下の影からめっちゃ怪しい奴ら出てきた
けど、あーゆーのが、所謂新人潰しってヤツか。
「行こう」
「ああ」
ま、登録しないと何も始まんないし。
200階、いよいよ突入!!