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銀の風

第21章 天空闘技場


「ゴン、フーガ」

「ん?」

「何?」

「2人とも金はあるか?」

お金?んー…そういやそもそもあんまし
持ってきてなかったような気がしなくもない。


「うーん…実はそろそろヤバイ」

「オレももうそろピンチ」

「オレもあんま持ってない」


「え!?持ってきてないの?」

「何だよ、え!?って!」

「だ、だってキルアん家って金持ちなんだろ?
 家出るときに持ってこなかったのかよ!?」

「バーカ!んな暇ねぇよ!オレだって
 急いでたんだからよ!!」


絶対キルアん家って豪邸だと思う。
試しの門からすでにバカデカいんだし。


「とにかく、戦闘の経験を積みつつ金も稼げる
 一石二鳥の場所がある」

「そんな都合いいトコあんの?」

「ああ。天空闘技場!」













1時間後、早速予約した飛行船に乗った
オレ達は、キルアからこの闘技場の説明を
聞くことにした。


「地上251階、高さ991m。世界第4位の高さを
 誇る建物だ。この飛行船で有り金は全部
 使っちまったから、あとは稼ぐしかない」


「ガチの無一文とかオレはじめてだ」

「オレも!ちょっと心配だね」

「ま、船を降りたら3人ともゼロから出発だな」

「「うん!」」


暫くすると飛行船が到着のアナウンスが
流れた。………ヤバイめっちゃ眠い。今更!?


「行こう!!」

「うん!!」

「おお!!」



レッツ天空闘技場!!まってろよぉぉおお!!
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