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うちの◯◯がお世話になってます

第6章 ???の姉《前編》(逆転裁判)




菜々子と春美は手当たり次第、いろいろな部屋を調べるが、殺害現場だと思われる部屋は一向に見つからない。


「菜々子ちゃーん!」


そこへ冥との面会が終わった成歩堂達がやって来て合流した。


「どうでした?
狩魔検事の様子は?」

「いやー落ち込んでるかと思ったら真犯人に鞭のフルコースを浴びせるって意気込んでてある意味恐かったよ」


菜々子の質問に成歩堂はそのときの冥を思い出しながら言った。


「そうそう!
狩魔検事の鞭ってお姉さんからのプレゼントだったんだって!」

「まぁ!
ならば凶器にされてさぞ悲しいでしょうね」


真宵の言葉に春美は悲しそうに目を伏せる。


「お姉さんからのプレゼント……?」

「そうらしいよ」


菜々子は顎に手をあて考える。


「すみません!
成歩堂さん!
私、ちょっと確認したいことがあるので失礼します!」

「えっ!?
ちょっと菜々子ちゃん!?」


成歩堂の呼び止める声に菜々子は足を止めることなくその場を走り去った。


「行っちゃった………。
どこまで捜査進んだか聞きたかったのに」

「それなら私におまかせを!!」


春美は張り切って成歩堂に菜々子と調べた調査結果を教えるのであった。


「なるほど、殺害現場が別の場所かぁ……。
よし、3人で探そうか!」


そして、3人は調査を再開した。


「そういえば菜々子さんって苗字を捨てたって言ってたんですけど本当なのですか?」


調査中、春美が突然言った。


「苗字を捨てた?」

「はい。
御剣検事に聞かれてそのように答えていました」


成歩堂の質問に頷く春美。


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