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うちの◯◯がお世話になってます

第18章 世良 真純の姉(名探偵コナン)




「まぁ兄さんの事だから伝え忘れたか、もしくは私が言ってるかと思ってるかも」


菜々子の言葉に降谷が固まる。


「兄さん…………?」

「俺も驚いたんだが、菜々子と赤井は兄妹らしい」


諸伏の言葉に降谷の頭はフリーズした。


「おいおい俺らにも話が分かるように教えてくれよ」


伊達の言葉に萩原と松田が大きく頷いた。


「すまん。
実は俺とゼロはとある組織に潜入捜査していてある日俺だけNOCとバレて殺されそうになった時に菜々子と赤井っていう菜々子のお兄さんに助けられたんだ」

「なーるほどねぇ。
で、その赤井っていう人が諸伏ちゃんが生きてることを降谷ちゃんに伝え忘れたから俺達にも諸伏ちゃんが死んだって伝わったワケね」


諸伏の説明に萩原が納得した。


「でもよ何で菜々子とお前が結婚することになったんだよ」


松田が不満そうに言った。


「それは最近、私がお見合いの話が持ちかけられて断るのが面倒で困ってたところに新しい名前がいる諸伏くんがいたから丁度いいなと思って結婚した」


菜々子がそう答えた。


「…………という事は2人が愛し合って結婚したわけじゃないんだな?」

「偽装結婚だね」


降谷の質問に答える菜々子。


「よし。
ヒロ、今すぐ離婚しろ。
そして俺が菜々子と結婚する」

「ゼロ!?
急にどうした!?」


降谷の言葉に驚く諸伏。


「赤井が義理の兄になるのは嫌だが俺だって菜々子と結婚したい」

「ん?
降谷くんも上司からお見合い話が来てて断るの大変なの?」

「いや。
俺はお前が好きだから結婚したいんだ」


突然の降谷のプロポーズに固まる菜々子。


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