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うちの◯◯がお世話になってます

第18章 世良 真純の姉(名探偵コナン)




「おいおい。
俺だけ仲間外れにしないでくれよな!」


伊達が笑いながら松田達と肩を組む。


「じゃあ伊達班長!
残ってる仕事パパッと片付けるぞ!」

「そうだな!」


松田と伊達はそう言ってポアロを出て行った。


「じゃあ俺は降……じゃなかった安室ちゃんの仕事っぷりを見ながら菜々子ちゃん達とティータイムしよっかな!」


萩原は菜々子に向かってウィンクを決めたが、肝心の菜々子は見ておらず、女子高生2人から質問攻めを受けていた。
それを憐れに思った菜々子の旦那は萩原の肩を慰めるようにぽんぽんと叩いた。











そして勤務を終えた安室、松田、伊達の3人と合流した菜々子達は場所をポアロから菜々子の家へと移動した。


「それでどういう事かぜーんぶ説明して貰おうか!
諸伏!!」

「やっぱり髭を剃って帽子と眼鏡をかけるだけの変装じゃ同期のお前達を誤魔化すことはできなかったか」


松田に睨まれた菜々子の旦那もとい諸伏 景光は深く被っていたストレートキャップと眼鏡を外した。


「…………ヒロっ………!!」

「………ゼロ……」


安室………ポアロの業務が終了したのでこれからは降谷と呼ぼう。
その降谷が涙ぐみながら諸伏へと近づく。
幼馴染である2人の涙の再会に周りは拍手の準備をしていた。

……………が。

降谷の綺麗な右ストレートが諸伏の顔面に入った。
諸伏は殴られた衝撃で床に座り込んだ。
殴られた場所を手で押さえて呆然としている。


「この野郎………。
生きてたなら連絡ぐらい寄越せっ!!

「………え?
赤井から聞いてない………みたいだな」


赤井とは降谷の天敵(降谷が一方的に嫌っている)な男である。


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