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うちの◯◯がお世話になってます

第18章 世良 真純の姉(名探偵コナン)




「い、いつの間に…………」

「結婚したのか………俺以外の奴と…………」

「…………大丈夫か?
お前ら」


萩原と松田が放心状態になりその様子に伊達が心配する。
そして安室は菜々子の旦那を凝視していた。


「あの、すみません…………。
さっきからずっと見てますが自分の顔に何か付いてますか………?」


菜々子の旦那が気まずそうに安室に声をかけた。


「いえ。
知り合いに似ているなと思いまして」


安室はニッコリと接客用の笑顔で笑った。


「言われてみれば誰かに似てんな。
その誰かの名前が出てこねぇが…………」


松田もジロジロと菜々子の旦那を見る。


「あー!!
分かった!
諸ぶっ!!」


喋る途中の萩原の口を慌てて押さえた菜々子の旦那。


「なーるほどねェ」


ニヤニヤ笑う萩原、松田の2人。


「んん??
という事は世良と諸………んんっが結婚したって事か?」


伊達が顎に手を当てる。


「どういう事か説明してくれるよな…………?」


そう言って安室は菜々子の旦那の肩に手を置いた。
ニッコリと笑ってはいるが背後に般若を背負っていたと同期の男達は語っていた。


「………安室さん今日の仕事は何時までですか?」


安室の質問に狼狽える旦那を見兼ねた菜々子が安室に声をかけた。


「貴方の仕事が終わるまで待っていますので話をしましょう。
その方がお互いの為になるはずです」

「…………分かりました」


菜々子の言葉に安室は頷くとポアロの厨房へ戻っていく。


「俺も一緒に話を聞きたいんだけどいいかな?」

「まァダメとは言わせねェぜ?
こっちは死んだって聞いてたからな!」


萩原と松田が菜々子の旦那に圧力をかける。


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