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うちの◯◯がお世話になってます

第18章 世良 真純の姉(名探偵コナン)




カランカラーン。


菜々子と隣にいた男を連れて萩原が戻ってきた。


「伊達くんと松田くんお疲れ様」

「お疲れ。
世良は今日は確か有休だったよな?
隣の男とデートか?」


伊達が菜々子にそう聞いた。
菜々子の隣にいる男が気になる萩原、松田、安室の3人は伊達のファインプレーに心の中で拍手喝采していた。


「そうだよ」


菜々子は照れもせずにそう答えた。


「「もしかして菜々子刑事の彼氏ですか!?」」


園子と蘭が興味津々に声をかけた。


「いや。
旦那だよ」


菜々子の言葉でポアロに静寂な時間が一瞬だけ流れた。


「「「「「「ええぇぇえぇ!!!???」」」」」」


ポアロに驚愕の悲鳴が響いた。


「いつ結婚したんだ!?
とりあえずおめでとう!」

「ありがとう伊達くん」


伊達の祝福の言葉に笑顔で返す菜々子。
松田は驚きすぎて空いた口が塞がらないようだ。


「いいいいいいつ!?
どどどどどどこで!?
俺、記憶が確かなら式に呼ばれてないんだけど!!?」


萩原はテンパったまま菜々子に問い詰める。


「最近だよ。
式は挙げずに籍だけ入れたの」

「えっ?
でも菜々子刑事、苗字が変わってなかったと思いますが…………?」


安室が顔を引き攣らせながら聞いた。


「旦那に婿入りしてもらったからね」


ニコリと笑って答える菜々子。


「プロポーズはどちらからなんですか?
出会いはどこで!?」

「もしかしてその左手の薬指の指輪は…………」

「出会いは兄さんの紹介になるのかな?
プロポーズは私からになるのかな………?
これは結婚指輪」


園子と蘭の質問に答える菜々子。
菜々子の答えに夢見る女子高生はキャーと黄色い声をあげる。


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