• テキストサイズ

うちの◯◯がお世話になってます

第18章 世良 真純の姉(名探偵コナン)




「伊達くん、世良さんと同じ高校だったの!?」

「世良さんの高校時代ってどんな感じだったの!!?」


菜々子の高校時代を聞こうと女子達は伊達を囲んだ。
突然女子達に囲まれて慌てる伊達。


「モテる奴は大変だねぇ」


萩原が菜々子を労わるように話しかけた。
それに菜々子は苦笑いを浮かべるだけだった。


「伊達くんには申し訳ないけどようやく君達と話ができるね」

「あぁ?」


菜々子の言葉に松田が首を傾げる。


「世良さん、俺達に興味があるんだって」

「へぇ。
何で俺達に興味が?」


萩原の説明に松田は菜々子に質問をした。


「ロープに絡まった鬼塚教官をたった一発の射撃で救助。
そしてコンビニ強盗相手に大立ち回り。
さらに鬼塚教官の車でカーチェイスして人命救助。
その上、誘拐された少女を保護して誘拐犯を確保したって話を聞いたら誰でも興味持つと思うけど」


菜々子はそう言って微笑んだ。
その微笑みに萩原と松田は思わず見惚れた。











「結局その合コンは伊達班長と話終わった女子達が菜々子にべったりくっついて終わったぜ」

「あれ?
これ合コンだったよね?
って終わった後疑問に思ったな〜」


松田と萩原の言葉に伊達は笑った。


「いつもは萩原の一人勝ちだったがあの時は菜々子の一人勝ちだったもんな」

「あの時の合コンで陣平ちゃん達の気持ちがよく分かったよ」

「よく言うぜ。
次に開いた合コンじゃハギが一人勝ちした癖によォ」


伊達、萩原、松田が当時を懐かしむように会話する。


「じゃあ警察学校で一番モテモテだったのは菜々子刑事だったって事ですか?」


園子の質問に3人はうーんと悩み始めた。


/ 230ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp