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うちの◯◯がお世話になってます

第18章 世良 真純の姉(名探偵コナン)




カランカラーン


ポアロのドアに付いている鈴が来客を知らせる。


「おっ。
いいところに陣平ちゃんと伊達班長!」


ポアロに入って来たのは萩原の同期である松田 陣平と伊達 航だった。
昼休憩でポアロに訪れたようだった。


「何だ?」

「今から菜々子ちゃんと合コンした話をしようとしてたところなんだ」

「ああ、アレか。
懐かしいな」


萩原と話ししながら萩原が座っているカウンター席の隣とその隣に座る松田と伊達。













「「「「「カンパーイ!」」」」」


とあるチェーン店の居酒屋の個室で10人の男女がそれぞれお酒を片手に乾杯した。


「くー!
訓練終わりの体にビールが染みるぜ」


松田 陣平がジョッキに入ったビールを一気に飲み干した。


「空きっ腹に酒飲んだら直ぐに酔いが回るよ?」


松田の飲み方を心配した萩原が声をかける。


「そんなヤワじゃねぇよ」


松田はムッとした表情で萩原を見た。


「つーか今日は合コンって聞いたのによォ。
何だありゃ」

「あ〜…………あれは………うん」


松田が親指で差した光景に萩原はただ苦笑いを浮かべるだけだった。
それもそのはず。
合コンのはずなのに女子達は菜々子を囲み一生懸命話しかけている。
萩原達男子を放置して。


「相変わらず凄いな」


その光景を見ながら伊達が笑った。


「相変わらずって伊達班長、世良さんの事知ってるの?」


萩原が伊達に聞いた。


「ああ。
実は俺と世良同じ高校なんだよ」

「「「「えぇー!!!」」」」


伊達の言葉に驚く菜々子を除いた女子達。


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