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うちの◯◯がお世話になってます

第15章 忍田 真史の妹(ワールドトリガー)




「こんなに必死で婚活してるのに……………!!
いつもいつもいい感じの人が現れたと思ったら慶に邪魔されるし…………!!!!」


怒りの矛先が太刀川へと変わる。


「何なのアイツ!!
私の邪魔をするのがそんなに楽しいの!!?」


テーブルをバンバンと叩く菜々子。


「まぁ、それは太刀川に聞かないと分からないなぁ」


東は菜々子の様子を苦笑いで見ながらコーヒー(菜々子の奢り)を飲む。



「菜々子さん久しぶりー。
随分と荒れてるねぇ」


菜々子に声をかけてきたのはボーダー玉狛支部所属の迅 悠一だった。


「久しぶり………迅」

「もしかしてまた太刀川さんに邪魔されたの?」

「何で知って………!!
あっ!!
まさかサイドエフェクトで知ってたわね………!!!」


迅はサイドエフェクトで少し先の未来が見える。
その事に気がついた菜々子は怒りからか、身体をプルプルと震わせる。


「ごめんってー。
だって菜々子さんがどう行動しても太刀川さんが邪魔する未来しか見えなかったからさ」


迅は菜々子に怒られたくないのか必死で言い訳をする。


「邪魔される未来しかなかったって………もうホント何なのアイツ…………」


菜々子は太刀川の顔を思い浮かべ、頭を抱えた。


「………ねぇねぇ。
菜々子さんって結婚相手に歳下はアリ?
ナシ??」


迅はそんな菜々子を眺めながら質問をしてきた。


「慶の邪魔が入っても大丈夫な人だったら歳上だろうが歳下だろうがどっちでもいいわ…………。
あ、でも凄く年の差があるのは勘弁!」


それがどうしたの?
と迅に聞く菜々子。


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