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うちの◯◯がお世話になってます

第13章 清水 潔子の姉3(ハイキュー!!)




「菜々子さんが女性なら結婚できるじゃん!」


喜ぶリエーフ。


「は?
バカなの?
男は18歳にならないと結婚できないから。
しかも親の同意がいるから」


リエーフをバカにした目で見る月島。


「いや、男同士だったら外国に住んで結婚するしかねぇなって思って」

「ってかその口ぶりだとまるで菜々子さんとの結婚は確定してるみたいな言い方だね」

「そうだけど?
俺は菜々子さん以外と結婚する気ない」


リエーフと月島が無言で睨み合う。


「なんか私がいないところで面白いことになってんじゃん!!」

「冴子、面白くないから………」


月島たちと一緒に食堂に来た冴子がニヤニヤしながら言ったのを聞いて菜々子は大きくため息をついた。













ところ変わって青葉城西高校の体育館。


「おいどうしたアレ」


体育館のど真ん中で横たわっていじけている青葉城西高校3年生の及川 徹を指差しながら同じく3年生の岩泉 一が他の部員たちに聞いた。


「なんか影山から菜々子さんから差し入れで手作りのはちみつレモン貰ったって連絡きたみたいで。
俺も菜々子さんの手作りの差し入れ欲しいって駄々を散々こねた後、いじけてる」


岩泉の質問に答えたのは同じ3年生の花巻 貴大だった。


「あぁ。
ならほっときゃ大丈夫か」


♪〜♪♪〜♪〜♪


誰のスマホが鳴ったんだろうと部員たちは辺りを見回す。
すると、今まで横たわってピクリとも動かなかった及川がゴソゴソと自分のズボンのポケットに手を入れて中から自分のスマホを取り出した。


「☆%€々○¥#!!!」


スマホの画面を見た瞬間、及川が発狂した。


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