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うちの◯◯がお世話になってます

第13章 清水 潔子の姉3(ハイキュー!!)




「おいクソ川、何発狂してんだ」

「だって岩ちゃん!
@%*★¢∞◇〃△!!」


振り返った及川は泣きながら怒っていた。
そしてスマホの画面を岩泉に見せつける。
リエーフが跪いて菜々子の手を握っている写真が表示されていた。


「これは…………菜々子さんと………誰だ?」

「なんかコイツ菜々子さんにプロポーズでもしてるような体制だな」

「そうなんだよ!
マッキー!!
飛雄ちゃん情報によるとこの男、菜々子さんにプロポーズしたって言うんだよ!!!!」


そう言って及川は花巻の両肩に両手をのせてガクガクと揺さぶる。


「あの烏野のメガネくんは奥手っぽいから俺がリードしてると思ってたのに…………!!!
俺の知らないところでライバル増えたし!!!!
俺だって…………俺だって菜々子さんにプロポーズしたいよ!!!!!!!」

「おい、その辺にしとかないと花巻がヤバイぞ」


岩泉に止められて及川はようやく花巻を揺さぶるのを止めた。
花巻は後に、あの時なんか綺麗なお花畑の横に川が流れている見えちゃいけない景色が見えかけた気がする………と語るのであった。


「…………ちょっと俺も今から東京行ってくる」

「いや、東京ってちょっとで行けるような距離じゃねぇぞ」

「止めないで岩ちゃん!!!
俺も菜々子さんにステキなプロポーズするんだっ!!
どこのどいつか知らないけど写真の男よりロマンチックなプロポーズ決めてくる!!」

「落ち着け!
ちょっ………誰か及川止めるのに手を貸してくれ!!」


こうして青葉城西の男子バレー部の練習は何故か東京に行こうとする及川を全力で止めることで終わったそうな。







終わり



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あとがきという名の謝罪

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