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うちの◯◯がお世話になってます

第13章 清水 潔子の姉3(ハイキュー!!)




「冴子、あそこに見える門のところじゃない?」

「みたいね!」


冴子はハンドルをきり、門へ入っていく。


「よーし!
着いたわよ!!」


冴子がそう言うと日向と影山は自分の荷物を持ち、車を降りる。


「冴子姉さんありがとうございました!!」

「ありがとうございました!」

「いいってことよ!」


2人は冴子にお礼を言う。
お礼を言われた冴子は照れくさそうに笑う。


「まだ体育館で練習してるのかな?」

「してたらいいわねー」


菜々子も冴子と一緒に用意した差入れを持って車から降りる。
そして4人は体育館を探し走る。
(日向と影山が走るのでそれにつられて走る菜々子と冴子)


「お、ここっぽいわ」


冴子はそう言うと体育館のドアを開ける。


「おっまだやってんじゃん」

「間に合ってよかったね」


体育館の様子を見た冴子と菜々子がそう会話していると中で練習していた烏野高校男子バレー部の部員たちが2人に気づく。


「無事でよかったぜ…………」


冴子の運転の危なさを知っている龍之介がホッとする。
そんな弟の独り言は聞こえなかったのかどうか分からないが、冴子はドヤ顔で後ろにいる日向、影山に中に入るように促す。
2人は体育館に入ると烏野高校男子バレー部のマネージャーで1年生の谷地 仁花からビブスを受け取り、荷物を置いて練習の準備を始める。


「お、そうだ。
差入れ渡さないと」


冴子に言われて菜々子は自分の手に持っている差入れの存在を思い出した。


「こういうのって誰に渡したらいいんだろうね?
顧問の先生?」


菜々子に言われて冴子も首を傾げる。


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