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うちの◯◯がお世話になってます

第13章 清水 潔子の姉3(ハイキュー!!)




「及川くん私のこと男だと思ってるし、あと彼女らしき女の子と一緒にお店に来たことあるから違うと思うけどなー」


及川が自分のことを好きなんて有り得ないという言い方をする菜々子。


「えー?
そうなのー?
ちなみに菜々子的には及川って子のことどう思ってるのよ」


ルームミラー越しに菜々子を見る冴子。


「どう思ってるって言われてもなぁ…………。
仲のいい常連さんかな?」

「えーつまんない!!」


菜々子の言葉に頬を膨らませブーイングする冴子。


「あ、でも俺達と同じ烏野の男子バレー部にも菜々子さんの事、好きってやついますよ」

「えっ!?
菜々子、モテ期じゃん!!」


日向の言葉にテンションが上がる冴子。


「いや、未成年に手を出したら私、捕まるから。
犯罪者になるから」


テンションの上がった冴子を呆れたような表情で言う菜々子。


「うわー。
その菜々子が好きって子、どんなヤツなんだろー!
気になるわー!!
写真とかないの!!?
あと及川って子の写真は!?」

「一応ありますけど」

「見たい!」

「ちょっと待ってくださいね」


そう言って影山はスマホを操作して写真を探す。


「見せなくていいよ影山くん。
冴子、写真は目的地に着いてから。
ただでさえ冴子の運転、危なっかしいんだから今は運転に集中して」


菜々子がそう言って影山にスマホをカバンにしまうよう促す。


「えー!!
逆に気になって運転に集中できないわよー!!」

「ほら頑張って集中して!
冴子ならできる!!」


そして、目的地に着くまで赤信号で停まっては、写真が見たいと冴子は駄々をこねるのであった。


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