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うちの◯◯がお世話になってます

第12章 爆豪 勝己の妹(僕のヒーローアカデミア)




そんな菜々子の様子を見ていた全員(一部の鈍感な人は除く)は菜々子が切島の事が好きなのだろうと気がつき、思わずニヤニヤとにやけ出す。


「ちなみに菜々子ちゃんは爆豪くんに買ってくるもの何を頼まれたん?」


そう聞いた麗日の表情は収まらないのか、ニヤニヤしていた。


「えっと、ダンベルと………」

「ダンベル!?」


まさか出てくるとは思わなかった単語に驚く麗日。


「この前、私がうっかり個性で爆発させちゃって!」


驚いた麗日に説明する菜々子。


「菜々子ちゃんの個性はかっちゃんと同じ爆破だけど、手に持った無機物を爆破させるんだ!」


誰も菜々子の個性のことを聞いていないのに説明する緑谷。


「まぁ!
なんだか私の個性と相性が良さそうですわね」


八百万の発言を聞き、緑谷は確かに!と言うと1人、ブツブツと小声で呟き始めた。


「ダンベル買って帰るのって大変じゃない?
ここは、力持ちな男子に手伝ってもらいなよ!!」

「じゃあ俺!
俺手伝うよ!!」

「ちょっと上鳴くん!
引っ込んでて!!」


芦戸の発言に上鳴が素早く手を挙げて自己主張をしたが、麗日に手を下げさせられた。


「俺、手伝おうか?
この前のテスト勉強で爆豪の家教えてもらったから場所わかるし。
菜々子の持ってるメモ見たら他にも重そうなもんあるしよ」

「えっ!!
あ、いや………その………。
はっ!!
いずくんが!!
いずくんが家近いので大丈夫です!!!」


切島のいきなりの申し出に菜々子はテンパって思わず断ってしまった。


「あ、僕はこの買い物の後に用事あるから切島くんにお願いしなよ」


ニッコリと緑谷は笑って言った。

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