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うちの◯◯がお世話になってます

第12章 爆豪 勝己の妹(僕のヒーローアカデミア)




「電車の時間がありますもの。
しょうがないですわ」

「そーそー!
最後って言っても集合時間には間に合ってるし!」


髪型がポニーテールの女子、八百万 百と肌がピンク色の女子、芦戸 三奈が緑谷に言った。


「そんなことは置いといてよぉ。
緑谷ぁ…………。
一緒に来た女子は誰なんだよぉ!?
彼女か!?
彼女なのか!?」


小柄な男子、峰田 実が緑谷に詰め寄る。


「ち、違うよ!
あの子はかっちゃんの妹で………」

「爆豪の妹!!?
あいつ妹いたのか!?」


緑谷の言葉に驚く上鳴。


「はじめまして爆豪 菜々子です。
いつも兄がお世話になってます」


慌てて菜々子は挨拶をした。


「どことなく爆豪くんに似てるけど性格は正反対っぽいね」


丸い頬が特徴的な女子、麗日 お茶子が菜々子をまじまじと眺めながら言った。


「いやいや、女の子で爆豪の性格だったらヤバイっしょ………」


上鳴の言葉に頷く一同。


「今日はどうしたの?
友達と遊びに行くとこなの?」


芦戸が首を傾げて聞く。


「えーと………簡単に言うとお兄ちゃんのパシリです」

「パシリ!?」


菜々子の言葉に驚く芦戸。


「さすが爆豪、こんな美人な妹をパシリにするとは」


峰田が納得したようにうんうんと頷きながら言った。


「それなら爆豪の妹も一緒に行こうぜ」

「それいいね!」


切島の提案に賛同する芦戸。


「って言ってるけどどうする?
菜々子ちゃん」

「…………………」


緑谷は菜々子に聞くが反応のない菜々子。
それもそのはず。
菜々子は切島に見惚れていた。


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