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うちの◯◯がお世話になってます

第2章 清水 潔子の姉(ハイキュー!!)




菜々子に案内されてバレー部、部員は席についた。


「すぐに店長が新作持ってくるから。
飲み物は何を飲む?」

「私、コーヒー」

「あ、俺も」

「俺、ココア」


菜々子に潔子が飲み物を頼むと他の部員も頼みはじめた。


「かしこまりました。
少々、お待ちください」


菜々子はそう言って微笑むと店の奥へと引っ込んだ。


「あの微笑みは反則だよなー」

「心臓に悪い」

「ああして見ると清水とそっくりだなー」

「そっくりだけど………。
せっかくの美貌なのに!!
何故、男のような格好を!!?」

「そうだぜ!!
絶っ対お美しいのにっ!!」


3年生組の会話に突如、割って入ったのは田中、西谷コンビだった。


「なんで先輩のお姉さん、男みたいな格好してるんですか?」


日向が首を傾げて潔子に聞いた。


「似合うからって言ってたわ。
確か高校の文化祭で執事の格好したら、女の子からカッコいいって騒がれたのがきっかけとも言っていたわ」

「カッコいいって騒がれたのがきっかけって……。
お姉さんって………そ、そっちの……?」


潔子の答に頭から湯気が出る日向。



いくら女の子にカッコいいって騒がれても、姉さんの恋愛対象は男だけどね。



と、日向のそんな様子を見ながら潔子は口には出さずに思った。


「おまたせぇー。
じっくり味わって感想ちょうだいねっ!」


店長が新作のケーキを持ってきた。


「飲み物です」


菜々子も人数分の飲み物を持ってきた。
そして店長と一緒にケーキと飲み物を配る。


「あら?
あなた、ショート王子じゃない」


店長が月島に気づいた。


「「「ショート王子?」」」


店長の言葉に全員が首を傾げた。


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