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うちの◯◯がお世話になってます

第11章 土方 十四朗の妹2(銀魂)




沖田と部下は何が落ちてきたのか、確認するため、パトカーを停めて、降りた。


「銀ちゃん達の邪魔はさせないアル!」

「アン!」


そこにいたのは大きな白い犬、定春に乗った神楽だった。


「チャイナ………てめェなんでここにいるんだよ。
バトミントン大会はどうした?」


沖田が神楽を睨みつけて言った。


「デート当日、お前ら税金ドロボーが邪魔してくるだろうから少しでも邪魔するような雰囲気見せたらヤレって姉御から言われたアル!
呑気にバトミントンなんてやってる場合じゃないアル!!」


神楽はそう言って番傘を沖田に向ける。


「上等だァ。
今日こそ決着つけてやらァ」


沖田はそう言いながら刀を抜いた。
そして神楽と沖田の闘いが始まった。
沖田の部下はオロオロしながら2人の闘いを見ているだけだった。


「よーし。
何とかまけたな」


銀時はスクーターのサイドミラーから見える神楽と沖田の闘いを見て言った。


「??
何か言いました?」

「いんや。
何もー」

「そういえば、道が違うような気がするのですが………」

「ちょっと寄り道をね」


菜々子の質問に誤魔化して答える銀時。
実は銀時、沖田が後をつけている事に気付き、わざとホテル街を通った。
ホテルに気を取られてる内にパトカーでは通れない細道を通ろうかと銀時は思っていた。


「神楽にちょっと感謝しねーとな」


銀時はサイドミラーに映る神楽をチラリと見て呟くと、視線を前に戻し、目的の場所へと進めた。




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