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うちの◯◯がお世話になってます

第11章 土方 十四朗の妹2(銀魂)




「スクーターにふ、ふふふ2人乗り!?
あの密着は許せないですぜィ…………。
というわけで道路交通法違反でちょっと捕まえに行ってきまさァ」

『待て、総悟。
気持ちはわかるが今は抑えろ』


無線から総悟を止める土方の声が聞こえる。


「旦那が少しでも菜々子に手を出そうとしたら俺は旦那に斬りかかりますぜ」

『あぁ。
じゃんじゃん斬りかかれ』


そう言って、土方からの無線は切れた。


「さて、2人の後をつけやすか…………」


沖田は近くに待機させていたパトカーに乗り込むと部下と一緒に菜々子と銀時の後をつけて行った。
しばらく2人の後をつけていた時、パトカーの運転をしていた沖田の部下が口を開いた。


「あの………隊長、こっちの方向ってマズくないですか?」

「何がマズイんでィ」

「だって………この先にあるのホテル街ですよ?」


部下の言葉を聞いた瞬間、沖田の顔が般若のような表情になる。


「ホテルで食事してその後はR18な流れにいこうって腹ですかィ………。
この小説はR18なんかついてないっていうのに許せねェ」


沖田は愛用のバズーカを手に取ると、車の窓から身を乗り出し、銀時に向かって撃とうとする。


「ちょっ………!!
隊長っ!
今、撃ったら菜々子さんにまで………!!」

「大丈夫でさァ。
旦那だけに命中するように撃つから」


沖田の部下は、自分じゃこの人を止められないと悟った。


「そんなものは撃たせないアル!!」


その声と同時に、パトカーの上から何か落ちてきたようで凄い衝撃を受けた。


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