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うちの◯◯がお世話になってます

第11章 土方 十四朗の妹2(銀魂)




「本当なんです!
途中まで上手くいってたんですが局長がっ!!」


山崎が涙目になりながらそう言った瞬間、沖田、十四郎の足がピタリと止まった。
そしてギギギギッと効果音がしそうな動き方で2人は近藤の方を見た。


「いやぁ……………。
すまんっ!!!!!」


誤魔化すように笑っていた近藤だったが、皆の視線に耐えられなくなったのか顔の前で両手を合わせて軽く頭を下げた。


「どういうことか説明してもらおうか山崎」

「は!
はい!!
今から3時間前のことなのですが……………」


ようやく刀を収めた十四郎と沖田にホッと軽くため息をつき、説明を始める山崎。





そう。
今から3時間前の万事屋で事は起きた。


「ふぅーん。
バドミントン大会の団体戦に出場して欲しい………ねぇ」


万事屋のリーダー坂田 銀時か鼻をほじりながら言った。


「はい。
俺が所属してる社会人チームの人がどうしても抜けれない仕事で参加できなくてその代わりに旦那たちに出てもらいたいんですよ」


山崎はバドミントン大会団体戦、社会人の部と書かれたポスターを銀時に見せながら言った。


「そんなの税金ドロボー達と出ればいいアル。
わざわざ万事屋に依頼することないと思うアルネ」


万事屋従業員の神楽が呆れた目で山崎を見ながら言った。


「神楽ちゃん。
税金ドロボーって言いかた良くないよ。
でも確かに近藤さん達にお願いすればいいのに何故うちに依頼してきたんですか?」


同じく万事屋従業員、志村 新八が神楽をたしなめながら山崎に聞いた。


「局長や副長、隊長たちはお忙しいようで無理だったんです。
他の隊士たちは……………」


山崎はそこまで言うと言いにくそうに口を閉じた。


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