• テキストサイズ

うちの◯◯がお世話になってます

第9章 峰田 実の妹(僕のヒーローアカデミア)




菜々子のリアクションが予想外だったようで驚く爆豪。


「私ね、ヘドロ事件のニュースで爆豪くんを見てからずっとずーと爆豪くんのこと気になってて………。
もし、もし爆豪くんと出会えたらお願いしたいことがあって………」


頬を赤らめる菜々子。
菜々子と爆豪を固唾を飲んで見守るA組の生徒達。


「その逞しい胸筋を揉みしだいていいですか!?」

「はぁぁ!!!?
いいわけねぇだろ!!!
変態かお前っ!!!!!」

「そんなっ………!
じゃ、じゃあお尻!
お尻は!?」

「もっとダメに決まってるだろうが……!!」


菜々子と爆豪の会話を聞いていたA組の生徒達は


(あの子、間違いなく峰田と同じ遺伝子だわ………)


と思っていた。


「うぅっ………。
目の前に爆豪くん本人がいるのに胸筋もお尻も触っちゃいけないなんて…………」


菜々子が泣きながら床に崩れ落ちる。
爆豪は菜々子を泣かせたことに罰が悪くなったのか屈んで菜々子の様子を見ようとした。


「爆豪、悪いことは言わねぇ。
早く菜々子から離れろ!」


実がそう爆豪に言った瞬間の出来事だった。


「スキあり!!」


菜々子が爆豪に抱きついた。


「なっ……!!
離せ変態女っ!!」

「離さないー!!」


爆豪は菜々子を離そうと菜々子の腕を掴もうとするが、菜々子はサッと抱きついたまま爆豪の背後へ回る。


「あぁーたまらぬ………!
たまらぬ!!
この背筋!!」


スリスリと爆豪の背中を頬ずりする菜々子。


「やめろっ……!
くすぐってぇ!!」


よほどくすぐったいのか震える爆豪。


/ 230ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp