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うちの◯◯がお世話になってます

第9章 峰田 実の妹(僕のヒーローアカデミア)




「峰田ぁぁぁ!!!」

「お前、ちょっとこっち来い!!!」


上鳴と瀬呂が実を捕まえて連れて行く。


「あの子、本当に峰田の妹なのかよ!?」

「めちゃくちゃ可愛い!
彼氏とかいんの!?」


瀬呂と上鳴が実に次々と質問していく。


「オイラの双子の妹で間違いないし彼氏がいるかは知らん」


実の答えに上鳴は無言で大きくガッツポーズをする。


「じゃあさ!
あの子、俺に紹介してよ!」


上鳴の言葉に実は目を見開き、フリーズした。


「え?
今なんて……??」

「だからさ、峰田の妹を俺に紹介してって……」

「悪いことは言わねぇ……。
あいつはやめとけ………」


これは後日談だが上鳴いわく、あんなに真剣な表情の峰田は今まで見たことないと言うぐらい実の表情は真剣だった。


「なんで………」


上鳴が理由を聞こうとした時だった。


「教室の入り口で突っ立ってんじゃねぇよモブが。
邪魔だどけ」

「爆豪、女子相手にそんな言い方はないだろ」


爆豪と呼ばれた目付きの悪い男子生徒、爆豪 勝己と赤い髪の毛と尖った歯が印象的な男子生徒、切島 鋭児郎が教室の入り口にいた菜々子に話しかけた。


「まずい!!
逃げろ爆豪!!」


そんな光景を見た実は慌てて爆豪に向かって叫んだ。


「爆豪………?
君があのヘドロ事件の……??」


菜々子が爆豪の頭からつま先までジロジロと見る。


「あぁ!?」


ヘドロ事件という言葉に反応した爆豪は菜々子を睨みつける。


「本物の爆豪くんだぁぁぁ!!!」


菜々子はキラキラと目を輝かせる。


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