• テキストサイズ

うちの◯◯がお世話になってます

第9章 峰田 実の妹(僕のヒーローアカデミア)




「逆に双子の妹じゃなかったらあんなに可愛い子が峰田に用事ってあると思う?」


先ほど2人に力いっぱい否定されたのが頭にきたのか少しムッとした表情で芦戸は言った。


「……双子の妹じゃない場合の用事………まさか告白!?」

「峰田のくせにあんな可愛い子から告白とか許せねぇ………きっと落し物してたよとかそういう用事だ……!!!」


瀬呂の告白の言葉に上鳴がギリギリと怒りと悔しさを足したような顔で言った。


「ちょっと聞きに行ってみようよー!」

「そうだな」


芦戸の提案に瀬呂と上鳴は頷き実と女子生徒の方へと向かった。






「間違えて私の体操服持って行ってたよ」

「おぉ悪い。
ちょっと取りに行くから待っててくれ」


女子生徒から体操服を受け取ると実は自分のロッカーへ向かう。


「ねぇねぇ!
峰田とどういう関係なの?」


芦戸が女子生徒に話しかけた。


「峰田 菜々子。
一応、実とは双子の妹だけど………?
貴女は?」

「私は芦戸!
芦戸 三奈だよ!
よろしくね!」


と女子2人が自己紹介をしている最中、上鳴と瀬呂が驚きとショックを隠しきれないようで床に膝をついて四つん這いになり床をドンドン右手で殴っていた。


「あんな可愛い子が峰田の双子の妹とか……!!」

「遺伝子違い過ぎるだろぉぉ!!」

「あー……後ろの2人は気にしないで!」


そう言って芦戸は菜々子の視界に上鳴と瀬呂が見えないように菜々子の前に立つ。


「けっこういろんな人に言われてるから大丈夫」


そう言って菜々子は微笑んだ。


「おーい菜々子体操服持って来たぞ」


実が菜々子の体操服を持って戻ってきた。


/ 230ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp