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(R18) Moulin Rouge (HQ)

第10章 xxx 09.彼氏(仮)



 研磨の指が乳輪に沿ってくるくると這う。反対の乳房には彼の唇が吸いつき、頂の恥ずかしい突起を弄ばれる。

「や、あっ……ん!」

 甘噛みにしては強く、歯を立てられた。
 痛みに驚いて研磨の肩を掴むと、彼から悪戯な笑みが返ってくる。

「カオリには刺激がつよすぎた?」

「……そんなことないもん」

「ふうん。強がり」

 低い声が聞こえて、直後に研磨のキスが腹部を滑りおちた。

 そのままの勢いでショーツを下げられて膝が左右に割られると、秘部が外の空気に触れて、ひやりと冷たい。

 漏れはじめていた蜜を研磨がすくいとって、膨らんだ蕾に塗りつけた。

「ひっ……ああっ!」

「ココ、きもちいい?」

「んっ、うん……っ」

 研磨から与えられる快感は絶え間なく続き、私の疼きは高まるばかり。

 太股の際どいところにキスをされ、指の腹で執拗に蕾を擦られる。くちゅくちゅと音が響いて、無意識に腰が動く。

「やあっ、だめ、イッちゃ……う」

「いいよ……見せて、カオリの気持ちいい顔」

「あっ、ん、──……ッ!!」

 言葉と一緒に速度をあげた彼の指に誘われて、私はあっという間に昇りつめてしまった。

 頭がぼんやりして、ふわふわする。

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