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先生にとって私はまだ生徒ですか?

第1章 中学2年生


智也「じゃあ授業始めまーす。」

初めて聞いた先生の声は、少し関西訛の明るい声だった。身長が166もある私からみて6, 7cmくらいしか違わないから、多分173かな。少し日焼けした顔にさわやかなスケルトンの眼鏡をしている。まあまあイケメン。珍しい。

美奈実「案外イケメンだね。」
こっそり隣の女子に話しかける。
女子「そう?普通じゃない?まぁこの塾の講師にしたらイケメンかもしんないけどさ。」

普通にイケメンの方だと思うんだけどな…

智也「えーっと、じゃあまず自己紹介すると、僕は帝都大学医学部の諏訪本智也と言います。関西出身で、高校は桜咲高校でした。」

桜咲高校と言えば関西の超名門校じゃん!しかも帝都大医学部とか日本で最難関の学部だし…すげー。

智也「中学で学ぶ英語はすべて基礎だから、わからないことがあればすぐに質問してください。」

帝都大医学部だけあって(クソ)真面目だなぁ。
ってなんかしょっちゅう前髪と眼鏡いじってるけど、もしかして緊張してる…?
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