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甘い契約【DIABOLIK LOVERS】

第7章 看病ver.ユーマ【無神ユーマ】


…まさか口移しで飲ませてくれるとは思ってなかった…
恥ずかしい…


顔が火照っているのがわかる。
これは多分熱のせいじゃない。

バクバクと心臓も音を立てていた。


顔を赤くして俯く名前を、ユーマがニヤニヤしながら見つめる。

『ずいぶん顔が赤いじゃねーか…熱計ってやろうか?』

「っ!これは…!」

ユーマが…
と言いかけた名前を無視して、
テーブルから体温計を持ってきた。



『オラ、布団どかせ』

「えっ?な…」

名前が何か言いかける前に、
荒っぽくバサッと布団をめくる。


「えっ、熱を計るんじゃ…?」


『ああ、計ってやるからさっさと脱げ』

「…?」


名前は状況が出来ずにぽかんとしていた。
それを見てユーマがチッと舌打ちをする。

『もういい…脱がしてやるから暴れんな』

ユーマは乱暴に名前のパジャマのズボンに手をかけた。
そのまま下着と一緒に一気に下ろす。

「きゃっ…!」


下ろしたズボンを無造作に床へ投げ捨てる。

名前は抵抗する暇もなかった。

「なにっ…これ…?」

まだ状況が理解できない。


『足、開け』

「えっ…どういうこと…っ?」


ーー何をするつもり…?
っていうか恥ずかしい…
足を開くなんて、できないよ…!

でも…ユーマくんすっごいイライラしてる…
もう…なんなの…?!


「ユーマく…きゃあっ!」

戸惑う名前に業を煮やして、
ユーマは無理矢理足をこじ開けた。

『ったくユーマ様の言うことが聞けねぇのかよッ!』

「やっ、やめっ…!」

慌てて足を閉じようとする。
しかしユーマの力には敵わなかった。


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